酸性の土壌とアルカリ性の土壌で花の色が変わるアジサイ
車を運転しているといつもアジサイが目に留まり、「欲しいなぁ」と思っていたので白いアジサイをホムセンで買ってきました。
というワケで今回はアジサイの不思議について書いていきたいと思います。
アジサイの事を調べるキッカケ
Twitterでいつも仲良くさせて頂いているフォロワーさんから「酸性の土壌とアルカリの土壌では確か花の色が変わるみたいですよ」と教えてもらった事が理由で、アジサイの事を調べることにしました。
そして早速ネットで調べて見ると、本当に酸性かアルカリ性かで花の色が変わることが分かりました。
何でも調べることが大切なんだなぁと学んだ所で次に行きます。
花の色が変わる理由
では、どうして酸性かアルカリ性かで花の色が変わるのかと言いますと、アジサイに含まれるアントシアニンという色素と、土の中に含まれるアルミニウムが結合するからなんですね。
何か理科🧪の授業みたいですね!
そもそもアントシアニンとは、ブルーベリーやブドウ、赤玉ねぎや赤シソに含まれている成分です。 よく目に優しいと聞くアレです。
青と赤に変化させるやり方
花の色が変わる理由は分かったとして、実際にどのようにしたらアジサイの色が変わるのかを書いていきます。
まず、アジサイを青色っぽくしたい場合は、酸性の土で育てます。
理由は、酸性の土壌ではアルミニウムが溶けやすく、アントシアニンと結合すると青色に変化するためです。(正確に言えば青色っぱくなるという事です)
つまり、アルカリ性の土壌で育てた場合は、赤っぽいアジサイになるという事です!
注意点
しかし、アジサイの品種によっては色ムラが出たりと思うようにいかない場合があるので注意が必要です。
また、青は青、赤は赤と固定された品種もあるのでこちらも注意が必要です。
白いアジサイの場合
今回買ってきた白いアジサイの場合は、そもそもアントシアニン系の色素を持っていないので、色が変化する事は無いようです。
まとめ
アジサイは、酸性の土壌で青色っぽく変化して、アルカリ性の土壌で赤っぽく変化します。しかし、白いアジサイはアントシアニン系の色素を持っていないので、全く変化しないという事になります。
アジサイについて調べて見るととても面白い植物なんだなぁと改めて感じました。
実際にアジサイを植えてみると、色んな変化が楽しめるかも知れませんね!今度は青色のアジサイを買ってみたいなぁと思っています。
おわり